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大多数が正しいとは限らない

2021.10.22

おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。

さて、今回は…
「家づくりの視点」について
お話しいたしますね。

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家を建てたいと思っても
そこに掛けられる予算は
あなたが想像しているよりも
遥かにに少ないのが現実です。

ですから「予算設定」という
「家づくりのスタート」
決して間違えないということが
何よりも大切となります。

その厳しい予算に基づいて
土地を探し、家を建てるためには
土地、家のいずれに関しても
大多数とほぼ真逆の視点を
持たなくてはいけません。

例えば、大多数の方は
土地を買う時、そのエリアの中で
最も高い値段の土地を選ぼうとします。

例えるなら
「新しく造成された分譲地」の
「形が良い南向きの土地」のように。

また、大多数の方が
少しでも土地を広く買おうとしますが
これも土地の予算が上がる原因となりますし
同時に、外構工事にかかる予算まで
上がってしまう原因となるのです。

それゆえ、土地予算を抑えるためには
この2つとは真逆の考え方を持って
土地探しに臨むことがカギとなります。

南向き → 南向き以外
形が良い土地 → 形が悪い土地
必要以上の土地 → 必要最低限の土地
といった感じですね。

日当たりは悪くて大丈夫なのか?

土地探しで一番心配なのが
日当たりではないでしょうか?
わざわざ好き好んで
日当たりが悪い土地を選ぼうとするなんて
正気の沙汰じゃない気がしますよね…

しかし、少し立ち止まって
冷静に考えてみてください。

家づくりを開始する前に
日当たりが良い土地に建っている家を
ゆっくりと見て回ってください。

結論から申し上げますと
「日当たりが良い土地に建つ家は
決して家の中が明るい家というわけでもない」
ということです。

理由は明確で
「カーテンが開けられないから」です。
南からの光をカーテンが遮断してしまって
奥にあるキッチンや水回りにまで
光が届かなくなってしまうのです。

また、南からの日差しはかなり強いので
シャッターまで締めているお家も数多くあります。

では、このお家は一体何のために
南向きの日当たりが良い土地を買ったのでしょうか?

一体何のために南向きに部屋を配置し
南向きの窓をつくったのでしょうか?

光をたくさん家の中に入れ
明るくて開放的な家になるはずだったのに
肝心の光は閉ざされてしまい
薄暗くて閉鎖的な家になってしまったとしたら
あなたはどのように感じますか?

この問題を解決するためには
その土地のメリットだけに焦点を当てて
土地を選び、間取りを考えるのではなく
その土地のデメリットにも焦点を当てながら
土地を選び、間取りを考えなければいけません

南向きの土地であれば
窓を道路側に向けた場合
外から家の中が丸見えになってしまう
ということですね。

そして、それがどのような状況を
引き起こすのかを想像してみてください。

他方、南向き以外の土地は
外から家の中が丸見えになりにくいという
メリットはありますが
家の中に光が十分入ってこないんじゃないか?
という懸念材料もあります。

ですが
南向きの土地も、それ以外の土地も全て
そのメリットとデメリットを把握し
解決できるように間取りを考えれば
丸見えになったり、家の中が薄暗くなったり
そんな最悪の状況を避けながら
快適に暮らしていただくことが可能となります。

とはいえ、そのためには
絶対にしてはいけないことが一つあります。

それは…

自分で間取りや広さを決めない

ということです。

なぜなら
「家は予算と環境に合わせてつくるもの」であり
「その提案をするのは、プロの仕事だから」です。

なぜ、初めに資金計画をするのかというと
それは土地や家の予算を正確に出すためであり
その予算に合わせて出来ることと出来ないことを
間取りを考える前に話し合うためです。

なぜ、土地の環境に合わせて
間取りを考えないといけないのかというと
そうしないと、家の中が丸見えになったり
薄暗くなったり、閉鎖的な家になってしまうからです。

いい家であることの条件は
居心地よく暮らしやすいことだと思いますが
たくさんお金をかけた家が
必ずしもいい家になるわけでもなければ
逆に、お金をかけられないことが
住みにくい家になるわけでもないのです。

しかし、予算の大小に関わらず
予算と環境に合わせて
設計士が提案できなかった家は
確実に居心地も悪く
暮らしにくい家になってしまうことでしょう。

ですから、土地を探す前に
「まず住宅会社に資金計画をしてもらうこと」
そして、土地を探す時には
「予算に合わせた土地を提案してもらうこと」
そして土地を決める時には
住宅会社に土地を見てもらい
「土地に合わせた間取りを提案してもらうこと」
この3つを必ず守ってくださいね。

間違っても、周りの大多数に流されて
間取りや広さを決めてしまったり
指定してしまうことのないように
気をつけてくださいね。

間取りは動線や使い勝手だけを考えて
つくるものではないのですから。

それではまた!


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