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省エネ住宅にまつわる勘違い

2021.6.25

おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。

さて、今回は…
「省エネ住宅にまつわる勘違い」
こんなテーマでお話しいたします。

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『省エネルギー住宅』と聞いて
どんなことをイメージしますか?

とっても聞こえが良くて
「電気料金を大幅に抑えられそう」
そんなイメージが浮かぶのではないでしょうか?

しかし、家の高性能化は
そこで暮らす快適性はグンとアップするものの
電気料金を大幅に抑えられるわけではないのです。

つまり
『省エネルギー住宅=快適なお家』ではあるものの
『省エネルギー住宅=電気料金が安い家』ではない
ということ、なんですよね。

「家が高性能化されれば
エアコンの使用頻度が下がるんだから
電気料金はグッと下がるでしょう!」
そんな声が聞こえてきそうですね。

しかし…
家庭で使うエアコンの年間電気消費量
年間電気消費量全体の
わずか28%しか占めていないのです。

仮に、年間の電気料金を120,000円とすると
(毎月平均10,000円の計算です)
エアコンが占める割合は
年間で33,600円だということですね。

市場の調査によると
「電気料金のうちエアコンが占める割合は
およそどれくらいだと思う?」という質問に
「70%ぐらい」と答えた方が
最も多かったという結果も出ています。

この結果を踏まえて考えると
家の高性能化は電気料金の大幅削減につながると
多くの方が思ってしまうのも
当然のことなのかもしれませんね。

しかし現実は
電気料金のうちエアコンが占める割合は
イメージの半分以下なので
エアコンの使用頻度が下がったところで
電気料金が大幅に削減されるとは言えないのです。

 

では、何にそんなに電気料金がかかっているのか?

実は、冷暖房以外にかかっている
その他72%もの電力は
家の高性能化によって削減できるものではないので
大幅な電気料金の削減にはつながらないのです。

例えば、最も電気を消費しているのが
『冷蔵庫』なのですが
この電気料金は家の高性能化によって
安くなるでしょうか?

また、続いて電気を消費しているのが
『照明器具』なのですが
この電気料金は家の高性能化によって
安くなるでしょうか?

『テレビ』もエアコンより電気を消費するのですが
家の高性能化と相関関係はあるでしょうか?

他にも『給湯器』はエアコンと同じぐらい
電気を消費するのですが
これも家の高性能化と相関関係はあるのでしょうか?

ですよね?
残念ながら、どれも全く関係がありません。

 

電気料金は、終わりがある住宅ローンと違い
一生払っていかなくてはいけない費用です。
それゆえ、家づくりをする時には
この費用についても真剣に考えなければいけません。
もちろん「快適な住まい」にもしながらです。

また、今後は
電気料金が上がっていくことが予想されます。
電力の自由化をした国は
例外なく全ての国で、電気料金が上がっています。

それゆえ、これから家づくりをされるなら
家の予算や住宅ローンはもちろん
この電気料金のことにも
目を向けなくてはいけません。

家の高性能化では抑えることができない
電気料金が約7割もあるということを
知っているか知っていないかだけでも
日々の節電意識は大きく違ってきます。

「冷蔵庫の開閉を最小限にする」
「なるべく家族が一部屋で過ごし
照明器具の複数使用を控える」etc…

こんな小さな意識改革こそが
電気料金削減のポイントだということを
しっかり覚えておいてくださいね。

それではまた!


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