2021.2.5
おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。
さて、今回は…
「快適な家をつくるためのポイント」について
お話しさせていただきます。
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家づくりをする全ての方が
『快適な家にしたい』という
願いをお持ちだと思います。
そして、その『快適な家』を満たす条件として
『光と開放感が感じられること』
『プライバシーがしっかり確保されていること』
『毎日の家事負担が軽減されること』
『暑さ寒さに苦しむことなく過ごせること』
などがありますが
実際の生活において快適さを満喫するためには
これら全ての条件を満たすことが必須となります。
例えば『光と開放感が感じられる家』にするためには
家族が大半の時間を過ごす
リビングダイニングキッチンの窓に
カーテンをつけなくていい工夫をしなければいけません。
カーテンありきで窓を考えてしまうと
空間全体に光が届かなくなってしまい
奥に配置されるキッチンはもちろん
リビングでさえもずっと
電気をつけておかないといけなくなるからです。
また
カーテンによって外の景色が見えなくなってしまい
開放感までも失ってしまうからです。
しかし、実際に建っているお家の多くには
当たり前のようにカーテンがつけられ
かつ、いつも閉じられているのです…
✔ 南にリビングを配置するという当たり前
そんな残念な状態になってしまう一番の理由は
『南にリビングを配置するのが
家づくりの基本になっていること』です。
✔ 南には大きな窓をつくるという当たり前
そして
『南に配置したリビングの
南面に大きな窓をつくることが
家づくりの基本となっていること』
これも要因となっています。
この2つを前提として考えるとと
必然的に日当たりが良い土地を
買わざるを得なくなってしまいます。
✔ 日当たりが良い土地が
一番良い土地であるという当たり前
つまり
「南向きの土地」か
あるいは
「南側に何も建っておらず
かつ今後も建つ予定もない土地」か
あるいは
「南に充分な距離を開けることが出来る大きな土地」の
いずれかを買わざる得なくなってしまうというわけです。
そして、多くの方がこぞって
南向きの土地を買おうとするのですが
前述の2つを前提として家づくりをした結果
いつも光が入らない暗い家になってしまい
また、開放感のない家になってしまうのです。
✔ とても難しい『明るさとプライバシーの共存』
南向きの土地は一見すると
光に満ちた明るくて開放的な家ができると
思ってしまいがちですが
案外、現実はそうでもないのです。
というのも
外から中が丸見えになってしまい
カーテンが開けられないからです。
では、前述の2つを前提として建てたお家で
カーテンなしで過ごすことができる方は
果たしてどれくらいいるでしょうか?
ゼロに等しいのではないでしょうか?
プライバシーを丸出しにした状態で
日々を過ごすことなんか嫌ですよね…
そんな居心地の悪そうな家で
暮らしたくなんかないですよね…
✔ プライバシーの確保が明るさと開放感につながる
それゆえ
光と開放感に満ちたお家で暮らすためには
・南にリビングを配置すること
・リビングの南に大きな窓をつくること
・南向きの土地を買うこと
これら3つの前提条件を見直す必要があります。
これらを見直すことができれば
必然的に土地にかかる予算をカットできますし
日当たりにこだわらなくて良くなれば
土地の選択肢も増えるというわけです。
とはいえ
『光と開放感に満ちた家』を実現するためには
外からの視線が完全にシャットアウトされて
プライバシーが確保された
リビングダイニングキッチンをつくることが
最大の課題になってきます。
自然の光に満ちあふれ、外を感じることができて
時間の経過と四季の移ろいを楽しむこともできる
とっても居心地の良いリビングダイニングキッチン。
かつプライバシーがしっかり確保された
快適な家で暮らしたいと思っているのでしたら
家づくりの基本となっていることを
ぜひ見直して検討してみてくださいね。
それではまた!