2020.10.23
おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。
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今回は
『土地予算を圧縮するための秘訣』について
お伝えしていきたいと思います。
もし、あなたが資金計画を行なった結果
「家づくりの予算を抑えなければいけない」
という現実に直面したとしたら…
まずは「土地の予算を圧縮すること」を検討し
ぜひ実行してください。
なぜなら、予算圧縮のしわ寄せを家だけに集中させてしまうと
住みにくく、品質が悪い家になってしまいますし
家だけでは、そこまで大きな予算の圧縮にならないからです。
また「家づくりの予算圧縮」のためには
「土地の予算圧縮」と同時に「庭の予算圧縮」も
欠かせない要素となります。
それらを実現するための鍵を握るのが「土地選び」なのです。
✔『土地予算を圧縮するための秘訣』は
『土地の日当たりの良さにこだわらない』ということ!
土地の値段は、日当たりの良さに大きく左右されます。
つまり「日当たりが悪そうな土地は安く値段がつけられ」
「日当たりが良さそうな土地は高く値段がつけられる」
ということです。
しかし「日当たりが良い」ということは
「家が建つ南側がオープンな状態になっている」
ということでもあります。
となると、その南につくった大きな窓は
そのままでは外から丸見え状態になってしまいます。
そして「視線を防ぐため」にカーテンを付けざるを得なくなります。
また「大きな窓の防犯を強化するため」
かつ「台風の強風から家を守るため」
さらに「暑くて厳しい直射日光を防ぐため」に
その大きな窓にはシャッターも付けざるを得なくなります。
その上、防犯を強化するためには窓だけではなく
塀や庭にも多額の工事費用をかけざるを得なくなってしまいます。
そして、これらが積み重なった結果…
家や庭にかかる費用までも割高になり
土地・家・庭の全てが割高になるという
最悪の事態に陥ってしまうのです。
✔なんのための自由設計、注文住宅なのか?
それにひきかえ、日当たりが悪そうな土地は
人気が無いため、ずいぶん割安で購入することが出来ます。
また、不動産屋さん側から見ると
売れにくそうな土地ほど早く処分したいので
大胆な値段交渉が可能となり
さらにお得な値段で土地を購入しやすくなります。
それゆえ、土地価格を圧縮するためには
誰もが狙わない、このような人気のない土地を
狙うようにすべきなのですが
「日当たりが悪そうな土地=暗くてジメジメした家になる」
というネガティブなイメージが先行してしまうことから
どうしても避けてしまうようになります。
ですが「自由設計」というのは
本来、土地が持つメリットを活かすだけではなく
デメリットを解消するための手段でもあるはずです。
例えば、太陽の光を採り込みたいならば
「南に建つ家から十分な距離をとった場所に建てる」
もしくは「より高い位置から太陽の光を採りこむ」
これらを意識して設計することで
たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても
明るくて開放的なリビングダイニングキッチンを
つくることが可能となります。
つまり
その土地が持つデメリットは設計次第で解決することが出来る
というわけです。
明るく開放的な家をつくるために
土地の日当たりの良し悪しは
ほぼ関係ないといっても過言ではありません。
なので、この事実をご理解いただいて
同じエリアで、同じ環境で、より安く
土地を購入していただきたいと願っております。
うまくいけば、相場の半額ぐらいで
土地が手に入るかもしれませんからね♪
それではまた!