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「日当たりの悪い土地=暗い家」それはウソ!!

2020.9.15

おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。

昨日、ブログを読み返していたのですが
なんだかずっと「お金の話」ばかりでしたね…

ということで、今日は「土地と建物」について
書かせていただきますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「面積が50坪以下の土地」だとして
かつ「敷地の南側に2階建ての家が建っている」
そんな土地で家を建てなければいけないとしたら
あなたなら「どのように家を建ててほしい」と
建築会社に希望を出しますか?

一番南側に配置したいリビングに
少しでも光が入るように
2階建ての隣家がある敷地の南側に
出来るだけ距離を取って建ててもらうようにしますか?

それとも、隣家のある南からの光は諦めて
東から光を採り込むようにしてもらいますか?

あるいは、1階の窓から採れる光は諦めて
リビングに吹抜けをつくって
2階の窓から光を採り込むようにしてもらいますか?

いったい、どの方法が正解なのでしょうか?

 

では、今回は実際に建てたお家を例に挙げて
お伝えさせていただきますね。

まさに前述のような「土地面積が50坪以下」
かつ敷地の「南側に2階建てのアパート」が建っている
パッと見た感じでは、日照的に難がありそうな土地です。

さらに
南側のアパートはワンルームなので人の出入りも激しく
人の入れ替わりの周期も早いという特徴がありました。

防犯だけではなく、プライバシー面のことも
充分に考えた間取りにしないと
安心して暮らしにくい家になってしまう…
そんな側面を持っている土地でもありました。

 

日当たりが悪そうな土地でも
リビングにたっぷり南からの光を採り込む方法

そのような条件の土地で
弊社がご提案させていただいたプランは、
敷地を最大限に有効活用した「平屋」の家でした。

こちらのお家は、リビングダイニングキッチンを
敷地の一番南ではなく、敷地の一番北に
配置しています。

そして、そのリビングダイニングキッチンの
ちょうど真ん中に『中庭』を計画して
南に面して3.5mもの横幅の窓を設置しています。

このように設計することで、南に建っているアパートから
より長く距離をとることができて、南からの日照も
しっかり確保出来るようになったのです。

南側につくった窓から見える景色は自分の家の部屋か
あるいは空だけで、隣のアパートは一切見えません。

南に建っている2階建てのアパートから
家の中を覗かれる心配が一切ない状態が実現できたのです。

丸見えを防ぐためにカーテンで窓を閉じる必要もなくなり
光をたっぷりと室内に採り込めるというだけではなく
同時に、安心して暮らしていけるようにもなりました。
これでプライバシーも確保できたのです。

そして、このリビングに射し込んでくる光は
リビングだけにとどまらず、家全体に
ゆるやかな光をもたらしてくれるという
嬉しい効果ももたらしてくれました。

 

このような敷地の場合
南側の建物の影になるところに配置せざるを得ない部屋は
南側にどれだけ大きな窓を取ったとしても
十分な光が入ってくることはありません。

それゆえ『中庭』の外壁や室内の壁に当たった光を
反射させ拡散することで家全体に光を届けるようにする
そんな工夫を施す必要があるのです。

だからこそ
弊社では外壁材はもちろん室内の壁やドアなどにも
『白』を使い、より光を反射・拡散させやすくしている
というわけなのです。

 

南側に家が建っている土地は、一見すると
日当たりが悪そうに感じてしまい
誰もが敬遠してしまう土地だと思います。

しかし
間取りについてもっと柔軟に考えることができれば
土地が持つ悪い条件を逆手にとることができれば
より暮らしやすい家をつくることができるというのも
家づくりの楽しいところであり醍醐味でもあります。

また、このような条件の悪い土地は
そもそも価格設定が安くされているし
さらに価格交渉もしやすいことから
「家づくりの予算を大幅に圧縮しやすい」
好都合な土地だったりもするのです。

さらに、この土地に無駄な余白をつくることなく
家を建てることが出来れば、余分な外構工事費用だって
大幅に圧縮することもできるのです。

 

ですから、この際
「日当たりが悪い土地=暗い家になる」
という思い込みは捨ててください!

どんな土地でも
「明るくて住みやすい家」をつくることは可能です。
それこそが注文住宅・自由設計の良いところなのです。

間違えた思い込みのせいで
後悔するような家づくりにならないことを
切に願っております!

それでは、また!

 


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