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これからの家づくりで「必要な心得」とは

2020.8.28

皆さま、おはようございます!
シンプルノート東村山スタジオの染矢です。

先日、基礎屋さんからこんな相談を受けました。
「コンクリートの値段がけっこう上がったんで、
基礎工事の値段をちょっと上げてもらえませんか?」と。

近年はコンクリートに限らず、建築資材全般の価格が
徐々に、そして大幅に上がってきています。

また、国が定める
耐震や断熱に対する基準が厳しくなったことから
以前に比べ、そもそもの建築コスト自体が
高くなっているというのが家づくりの現状なのです。

そして、それに加えて消費税も徐々に上がっているので
ほんの数年前と比べても
家づくりにかかるお施主様の負担が
ずいぶんと大きくなってきているのも現実です。

このような物価上昇に連動して
賃金も上がっているのならば
これはこれで、ほぼほぼ問題のない話かもしれません。

 

しかし実際のところ
所得が上がり続けていると実感できる方が
一体どれほどいらっしゃるでしょうか?

もしくは以前の日本のように
今後も安定して所得が上がり続けるという希望を
一体どれくらいの方がお持ちなのでしょうか?

 

家づくりも時代に合わせて
計画・実行しなければいけない

材料代のアップや基準のアップ
そして税のアップによって
建築コストはどんどん上がっていっているのに対して
所得は上がっていないか
もしくは今後も上がる見込みが薄いのであれば
家に対する負担を出来るだけ減らす方向で
考えなければいけません。

そして、品質は落とさずに負担額を抑えるためには
「面積を小さくする」しか方法がありません。

しかし、いくつかの理由から
家を小さくすることに対する抵抗感が拭えず
多くの方が結局、家にお金をかけ過ぎることに
なってしまっているのです…

 

理由その1:みんながそうしているから

家を建てようと決意した方の多くは
住宅展示場や現場見学会に足を運びます。
そして、そこで目にするのが同じような間取りのお家。
また、同じような広さのお部屋です。

1階には広いリビングの他に和室があって…
2階には寝室と人数分の子ども部屋があって…
各部屋に収納がある上に
大容量のウォークインクローゼットや納戸もあって…
ご主人専用の書斎があって…
奥さん専用の家事室があって…
自分たち用の玄関の他に来客用の玄関があって…
といった家の数々です。

これらの要素が実現されているお家を見続けていった結果
夢と理想ばかりが膨らみ、経済的な負担を背負ってでも
当たり前のように自分たちの家にも
これらの要素を求めるようになるのです。

 

理由その2:家を坪数で判断してしまうから

そして、家が大きくなってしまう2つ目の理由が
「家はこれくらいあるものだ」という固定観念です。

「最低でも30坪はあるものだ。
出来れば40坪ぐらいは欲しい」
このようにお考えの方が
数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

おそらく、こうなってしまう一番の理由は
『みんながそうしているから』というだけのものです。
それだけの大きさが暮らし的にも予算的にも
必要なものなのかどうか?
そんなに深く考えずに決めてしまっていませんか?

 

理由その3:虚栄心から

最後に、3つ目の理由として
『小さな家を建てることが恥ずかしい』
こんな心情も少なからずあるのではないかと思います。

みんなより小さな家になってしまうことに対して
劣等感を抱いてしまうとか
カッコ悪いことだと思ってしまうということですね。

また、家だけに限らず土地に関しても
出来るだけ広く買いたいという感情を
誰しもが少なからずお持ちなのではないでしょうか?

そして、冷静に自分自身の予算と
照らし合わせることができなくなり
適正な予算を遥かにオーバーした買い物をしてしまう…
といった構図が生まれるわけです。

 

家づくりは
あなた自身の適正な予算の範囲内で行うべきです。

 

まずは、あなたにとっての適正な資金計画を
今現在だけじゃなく
もっと先の未来ことまで見据えた上で
土地や家に一体いくらかけられるのか?を
知っていただいて、その範囲内で出来る
「健全な家づくり」をしてください。

そして家づくりのはじめの一歩を踏み出す時には
家の面積には決してこだわらないようにしてください。

たとえ周りのみんなよりも
面積の小さな家になったとしても
設計次第で、暮らしやすく開放的な家なのはもちろん
よりオシャレで、より高級感溢れる家にすることも
できるのですから。

『家はこういうものである』という固定観念に縛られて
家が人生の負担になってしまうことのないよう
しっかり心得て家づくりに臨んでいただきたいと
願っております!

それではまた!

 


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